

戦国九州の山城を代表する筑前立花山城。元亀2年(1571年)豊後の戦国大名、大友宗麟(おおともそうりん)によってその城督に任ぜられたのが、戸次道雪(べっきどうせつ)です。戸次道雪は通称、立花道雪(たちばなどうせつ)の名で広く知られており、ここ近年では道雪をはじめ立花宗茂(たちばな むねしげ)、誾千代(ぎんちよ)の認知度が徐々に高まっています。
そこで戸次道雪の功績を顕彰し、その人生指針・道徳心などその優れた遺徳を偲ぶとともに、わが町新宮の歴史的文化遺産である立花山城の素晴らしさを世に広めることにより郷土愛を育みたいと思いで「道雪公まつり」を開催することに至りました。
道雪会など地元有志を中心として自治体や地域住民との連携を図り、多くの人々との相互交流を深め、地域のひとづくり・まちづくりに繋がることを期待します。「道雪公まつり」を通じて地域の人々が郷土の魅力を再発見し、ふるさとを愛する心を醸成する一助になることを強く願ってやみません。